同じ日は決してないから、香水も毎日変えています。 先週、纏うことの多かった香水は心&体の調子を整えるためのワークアウトの為にセレクトした香りです。
【香水名】カオソックの朝霧 / BRUMES DE KHAO-SOK ※画像中心
【ブランド名】エラ ケイ パルファム / ELLA K PARFUMS
【発売年】2017年
【パフューマー】ソニア・コンスタン / Sonia CONSTANT
【香りのノート】フレッシュフローラルウッディ
【香りのポイント】セダー、サイプレス、スパイダーリリー(曼珠沙華)、ガーデニア
【サイズ・価格】オードパルファム 70ml 28,600円(本体価格)
ヒノキと、樟脳のようなす〜っとした爽快さを感じるトップノートから、透明感のあるフローラルに変化していき、静かに蜃気楼のように消えていく香りは、朝霧のように静かで清らか。大人が纏うのに相応しい爽やかさがあります。60年代にフランスで香水を研究していた私の師は「日本人は爽やかさを柑橘の香りに感じるが、フランス人は植物がみずみずしさを湛えている朝の森の香りに爽やかさを感じるのだよ」とおっしゃっていました。あなたはどちらでしょう?
大人バレエは「がんばる!」というより自分と向き合う、そんな時間になっています。静かに集中したい時に最高の香りなのですが…現在は製造中止なのがとても残念です。 【香水名】J. R - 自分らしさ / J. R J'ai l'air de ce que je suis ※画像向かって右
【ブランド名】ドルセー / PARFUM D'ORSAY
【発売年】2020年
【香りのノート】ウッディムスキー
【香りのポイント】カルダモン、クレメンタイン、グレープフルーツ、アイリス、ライラック、ナルシス、ムスク、シダー、サンダルウッド、
【サイズ・価格】オードトワレ 30ml 12,100円(本体価格)
スプレーした途端に感じるカルダモンの香りが、好きなんです。この香りはレッスン後にクールダウンしてくれる気がして纏います。集中して体を動かした後は余分なものを脱ぎ捨てて自分らしさが現れるようで、そこにドルセーの軽やかなエレガンスを纏うのが最高。青い空を吹き渡るライラックの香りを帯びた風を纏う様に疲れていても、足取りは軽くなります。バレエのレッスンバッグに入れて持ち歩ける30mlサイズは便利です。南青山のドルセー青山本店は優秀な販売員の方がいらっしゃいますし、ゆったりと香水選びができるのでおすすめのスポットです。
【香水名】101 ベルガモット / 101 BERGAMOTTO ※画像向かって左
【ブランド名】ラブソルー / LabSolue
【発売年】2015年 【パフューマー】セシル・マットン / Sonia CONSTANT
【香りのノート】シトラス
【香りのポイント】ベルガモット、レモン、サニーアコード
【サイズ・価格】オーデパルファム 20ml ※ラブソルー クリスマス コフレ 2021 “フルーツ”(¥13,200)2本セットのうちの一つです
この香りはピラティスのクラスに参加するときに、胸元にスプレーしています。イタリアの南東のまばゆい太陽を浴びて育った柑橘の果実の香りがイオニア海の潮風に乗って届く、そんな自然を感じる香りです。シトラス系の香水は酸味のある爽やかさを打ち出すコロンタイプの製品が多いですが、こちらはレモンのリキュール、リモンチェッロの材料の一つであるシロップの甘い香りがするのが、イタリアっぽくて好みです。南仏のお宅でご馳走になった手作りのリモンチェッロ、また頂きに行きたいなぁ。
ポストカードは ギリシャ組曲/ ミシェル・ガスカール(二十世紀バレエ団)
二十世紀バレエ団とキーロフ劇場バレエが共同で制作した「ニュイ・ブランシュ・ド・ラ ダンス」のステージ写真。
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