ペロタン東京で、ジャン=ミシェル・オトニエルの新作個展 《夢路》DREAM ROAD を観てきました。
一筆書きの様にガラス球が連なる繊細な作品のモチーフは菊の花。当初この個展は作家の来日と共に3月に予定されていましたが、コロナ禍で延期となり菊の花咲く季節の開催となりました。
事前予約をして訪れたギャラリー内は、秘めやかな菊の園の様。
近づいてみれば魚卵の様にも見えるその一粒宛に自分の姿が映ります。
決して終わらない連なりを追いながら観ていると希望を感じます。
ジャン=ミシェル・オトニエルがルーブル美術館の為に描いたローズの花から、一つの香水が生まれました。オトニエル ロザ。それを試香しに、帰りにミッドタウン の diptyque へ。20年近いキャリアを誇るパフューマーのルイーズ・ターナーの調香です。彼女が昔創作したメンズフレグランスのテイストが感じられます。なかなか良い感じです。
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