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  • 執筆者の写真地引 由美 Yumi JIBIKI

日々バージョンアップ

 GINZA SIX でのフレグランスイベント La touche finale parfumée が昨日で終了しました。販売&ロジアシストとしての4日間。最終日はこのようなリラックスした装いで入店させて頂きました。マスクのまま少し離れて会釈した旧知の香水の代理店の方には「誰だかわからなかった!」と言われました。私がジーンズでいるとは思わなかったとのこと。  これはお買い物にいらしたラコゼの会員様が撮影して、キラキラ加工をしてInstagramにアップしてくださった1枚。



 今回、スーツでなくてもOKとのことで、日に日にカジュアルになりました(笑)。何しろ足元がスニーカーなので、きっちりとしたヘアセットもワンピースも、どこかそぐわないのです。



 このような形で会場に立たせて頂くのは13年ぶり。



 これは昔の写真。ワンピースからパンツスーツにユニフォームが変わった時、香水を販売するのにはクラシカルで上品なイメージの方が良いのに、と残念でした。ヒール高5cmだけは絶対に譲れない、とパンプスで通していたあの頃。



 今年、2020年の終盤になって、ジーンズにスニーカーでお客様とお話をして香水をおすすめするのは、新鮮な体験でした。カジュアルダウンすることで、アップデートした感じです。さらに、各ブランドのオーナーやバイヤーなどが店頭に立っていらっしゃったこともあり、販売担当の約半数が男性で、これは2012年にニューヨークの百貨店で見たような景色で、喜ばしいこと。


 今回新しく、お客様に喜んで頂ける接客テクニックもみつけました。キャリアは重ねてきたつもりだったけれど、まだまだ、より一層喜んで頂けるポイントはあるのですね。何事も一手間かけると「えっ?嬉しい」って喜んで頂けます。  ネット上のアンケートでの香りの嗜好データ収集も大きな流れの参考にはなりますが、やはり香水は対面でお見立てするのが最良です。これまで対面で取得してきた18,000件のパーソナルフレグランスのデータとそこからのパーソナルフレグランスの導き出し方を、誰でも使えるように整理していきたいと強く思いました。日常生活で気軽に纏う香りから、国が主催する舞踏会でドレスやタキシードに合わせる為の香水まで、セレクトのポイントをまとめたい。  そんなことを考えていたら『パーソナルフレグランス診断 + パーソナルフレグランスショッピング同行』の依頼がありました。今回の経験でアップデートしたばかりですので、張り切ってお受けしたいと思います。  会期中誰かに「今まで何本の香水を売ってきたんですか?」と笑いながら聞かれたけれど、何本かしら?数えるのは老後の楽しみに取っておきましょう。

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