• 地引 由美 Yumi JIBIKI

イセタン サロン ド パルファン 2019 2-2

 先日のブログに続き、イセタン サロン ド パルファン 2019 最終日の記録です。このイベントで多くの新しい香水に出会い、体験出来ることはもちろん、普段お会いできない方や、親しくしている方などとのコミュニケーションの機会でもあります。


 向かって右から、パリから来日されたMiya Shinma PARFUMS の新間美也様。お世話になっております香りの専門誌 PARFUM の編集長、平田幸子様、香りの専門誌 PARFUM の編集メンバー、平野佐和様、私。

Miya Shinma PARFUMのコーナーで。新作 きもの かぜ は淑やかでたおやかな香り。落ち着きすぎず若々しさを感じるのは、この香りのインスピレーションは新間様が学生の頃に参加した京都のお茶会での体験からだからでしょうか。

ラリック。ひときわ美しいのは2020年限定デザインのクリスタルボトルコレクションの ORCHIDEE オーキデ 。ガラスの上に金彩を施された蘭の花は世界を魅了したジャポニスムの風を感じます。2019年の限定ボトル NAïADE ナイアード とは異なるテクニックの素晴らしさ。このブースだけ美術館のよう。


ラリックのメンズフレグランスの L'INSOUMIS Ma force ランスミ マ フォース は、カルダモンのアクセントがあるアンバーウッディノートが魅力的です。知的で常に現状に満足しない男性像が浮かびます。

  FUEGUIA 1833。La Cave Vintage ラ カーヴ ヴィンテージ 。経年変化を新しい価値ある愛せる香り、ヴィンテージフレグランスとして発表できるのは、原料香料の質の良さを管理技術の高さが証明されているからでしょう。ある意味、香水の価値を見直す新しい定義の発表でもあります。


アルコールフリーでロングラスティング。特許技術とユニークな調香で現代に求められているフレグランスを発表したのは モダン モレキュール パフューム、HERMETICA エルメティカ 。ファビアン・バロンによるデザインのボトルにもブランドの哲学が体現されています。


フランソワ・ナーズの初のフレグランスも刮目すべきものでした。華やかで上品で挑戦的。あくまで品の良いウッディノートがとても気になりました。このコーナーのスタッフの方の立ち姿がキレイで、香りの説明もとてもお上手でした。


ミラー ハリスはロンドンの熱い空気を、今再び纏っているように感じました。自然の植物達の香りを根底に残しながらの最先端の時代の空気の表現。また注目したくなりました。



こちらはフレデリック・マルの ROSE & CUIR ローズ&キュイール 。海外のインタビュー記事をもう一度読み直して見ようと思います。今はノーコメント。



リキッド イマジネのコーナーでは、TV取材も殺到している京都 東山にある高級香水店 LE SILLAGE ル シヤージュのオーナー、米倉新平様が。ブランド愛に溢れる丁寧な説明は素晴らしいです。



フローリスのコフレ。クリスマスシーズンに欲しい逸品。



パルル モア ドゥ パルファムは新作、ORRIS TATOO オリス タトゥー が素敵でした。 現代的に美しく魅力的に整えられたアイリスの香り。時代の嗜好が香りで見事に表現されています。



なぜか気になったブルガリ レジェンメ。プレゼントで差し上げることはあっても自分では纒わなかったシリーズなのですが、赤いサンゴをテーマにしたコラリア CORALLIA は金木犀が魅力的なのでしょうか。機会をみて肌にのせてみたいと思います。



さて、今回とても良かったと思ったのは、各ブランドのスタッフの制服の自由度が上がっていたこと。過去、百貨店のフレグランスコーナーは全て黒のパンツスーツに統一されてしまったことがあります。様々な事情があったのでしょうが、やはりブランドの個性を表現するのには、スタッフの装いもとても大切だと思います。 そして、ブランドの枠を越えて交流されている姿が見られたこと。この点については賛否あるでしょうけれども。 来年は第8回。末広がりで益々ご発展されますように。そして今年のムーブメントを鑑みると、Japanese Perfume ジャパニーズ パフューム の特集は必至ですね。


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