六本木ミュージアムで、開催中の MISS DIOR展覧会 ある女性の物語 を観てきました。以前、スヌーピーミュージアムだった場所です。なぜか予約システムがコネクトしなかったので、ランチの帰りに直接立ち寄ってみたら、会員証の提示とその他の簡単な手続きで入館することができました。
ディオール関連の展覧会は、2014年秋の エスプリ ディオール(銀座)、2018年初夏の クリスチャン・ディオール エスプリ ドゥ パルファン (グラース)、2022年冬〜2023年春までの クリスチャン・ディオール 夢のクチュリエ(清澄白河)等、何度か観ています。
今回は、フランシス・クルジャンによる新生ミス ディオールの発売に合わせて、ミス ディオールのミューズ、クリスチャンの妹、カトリーヌにスポットが当てられています。これまであまり言及されてこなかった、カトリーヌが対独レジスタンスとして活動していたことにも触れられています。ディオール=エレガンス、だけでなく、信念を持って戦う女性が家族にいたことが評価され、それがブランドイメージのアップにつながる時代になったということでしょうか。
そして、館内があまり広くなせいか、これまでのどの展覧会よりも、香水瓶を間近で見ることができます。ガラスの展示ケースに収められているものありますが、1枚のチュール越しに置かれていて、直接手を触れられそうなものも。発売当時のガラスの質感がよくわかります。
ルネ・グリュオーとマッツ・グスタフソンによって描き出されるメゾンのイメージから…
ファッションとアートと、香水の展示へと。
ブランドの歴史の遺産とともに、いかようにも展覧会が開けるのがすごいですね。
書籍を1冊購入して、念入りにメイクをしてこの日のためのおしゃれをしていらした可愛らしい若い女性たちで溢れていた会場を後にしました。猛暑のテラスでドリンクをいただくのは苦行に見えます。いつからこんな7月になってしまったのでしょう。外でのご案内対応の皆さまの健康が気になります。
今回の展覧会は7月15日(月・祝)までです。
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