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  • 執筆者の写真地引 由美 Yumi JIBIKI

「ダイアナ妃生誕60周年~ダイアナ妃が現代に遺したファッションレガシー」

 イギリスを知る会の第184回セミナーで、中野香織様が「ダイアナ妃生誕60周年~ダイアナ妃が現代に遺したファッションレガシー」というご講演をされるとお伺いして、神田の連合会館へ向かいました。  冒頭で「ダイアナはPrince of Walesの称号を保持しているので、元妃ではなく『ダイアナ妃』と呼びます」と。また、講演中にスクリーンに投影される画像の使用許可等についても説明がありました。すべてが明確で、お話に気持ちよく引き込まれました。



 ダイアナ妃の2,000着以上の装いの中から、中野様が1週間かけて厳選された90枚のスライドを拝見しながら、ダイアナ妃の37年間の人生、そしてファッションレガシーを検証します。


 イギリスでご自身で撮影された画像を拝見しながらの解説は、目の前にそのドレスがあるようでドキドキしました。装いから伝わるダイアナ妃の『気持ち』だけでなく『宣言』、その結果の『革命』。彼女がいかにドラマティックでラグジュアリーな人生を生きたのか(この日のお話を聞いていないと、違うニュアンスで伝わるかも)、生き切ったのか。  王室の歴史や現在、二人の王子のお話まで、心を打たれる内容でした。

 イギリスを知る会は、1990年4月に発足した(昨年で30年!)ボランティアで運営されるイギリス好きの皆様の会とのこと。私の後ろの席の方は、中野香織様のお話を聞いた今、ハリー王子のこれまでの行動の奥底には母、ダイアナ妃への深い想いがあるとわかった、とおっしゃっていました。

 この日の中野香織様のオーダーメイドのファッションや、バッグにも目が惹き寄せられました。そして会場でお会いした素敵な アイ・コーポレーション4代目社長の西村京実様と、Slone Ranger Tokyo 代表の大西慎哉様。お二人ともファッションのプロで、香水も愛用されていらっしゃる方です。  ファッションは画像が残りますが、香水はセレブリティがどの香水を使っていたか、本当のところはごく身近な人、または、本人にしかわからない。近くで香りを感じたいけれど、 この世を去られ方にはそれも叶わず。

 眩しいほどの晴天だったこの日。暑さに負けてイギリスっぽさのない装いだったなぁ、と後悔しつつの記念撮影。装いに手を抜いてはいけないと、これもこの日の学びでした。

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