• 地引 由美 Yumi JIBIKI

パリの調香師 しあわせの香りを探して

 いよいよ明日から映画 パリの調香師 しあわせの香りを探して が日本公開となります。

 同時にスタートする、素敵なタイアップキャンペーンもたくさん。公式サイトで告知されていますが、香水店のNOSE SHOP、フランスの紅茶のブランド、マリア ジュフレールでの関連プレゼント企画や、松濤のガレットリアの特別メニューのクレープ、フランスのステーショナリーブランドのクオバディスや、横浜山手 ラ・メゾン・ド・レイルの劇場来場者プレゼントや、SNSプレゼントなど。ぜひチェックされてみてください


 映画の二つ折りのミニチラシに、私のおすすめコメントを掲載して頂きました。映画の公式サイトのこちらからもご覧いただけます。この映画は香りや人生に関連づけた印象的なセリフが多いのですが、私のコメントでもその中の一つを取り上げました。調香に関することですけれど、人生における嫌なこと、困ったことに対処する時にも役立つ方法です。


 この映画の主人公の女性調香師は「ディオールのジャドールの調香師」という設定ですが、実際のジャドールの調香師はカリス・ベッカー。  映画の中では様々な調香師の仕事の一つとして、フランス南部のショヴェ洞窟の匂いの再現も挙げられています。ラスコーもそうですが、地質学的に貴重な遺跡はその保護のために立ち入り禁止にされることが多く、その代わりに見学用に同じ規模のイミテーションが作られます。そこには洞窟の香りを漂わせなければならないのです。その香りを作った調香師も実在の方がいらして、カリーヌ・シュヴァリエという女性調香師です。


 上の画像でマイクを持っているのが、その方。2015年にグラースで開催された円卓会議 "Trésors Humains Parfumés" の時、土地と香りについてというテーマでのセッションで、彼女が手がけたショヴェ洞窟の香りの再現についてお話しされたのをお聞きしました。「洞窟で感じられる匂いの分子をそのまま混ぜ合わせても、人の感覚がそれを洞窟の香りと認める訳ではないのです」という発言が面白かったです。洞窟らしさをより感じて頂くのが、調香師のテクニック。

 香りも、そして映画も、人生を豊かにします。全国の公開劇場情報はこちらです

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