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ブログ: Blog2
  • 執筆者の写真地引 由美 Yumi JIBIKI

梅春ならぬ金柑の春

「梅春の頃にお会いしましょう」という厳しい寒さの頃にした約束が叶い忙しく過ごしている最近。例年にも増して、あっという間に過ぎ去りそうな2月です。ブログの執筆が滞ってしまったことは反省しきりです。少しの油断から体調を崩し1週間こもっていたことも。その後の久しぶりの外出で自分へのお見舞いを購入しました。フレグランスブランド ÉDIT(h) エディットの葛和さんが手土産にくださるお菓子のお店、近江屋洋菓子店の前を通ったので、抹茶のムースとアップルパイを。抹茶のムースは干し柿が一つと金柑の甘露煮がのせてあり季節感たっぷり。



金柑といえば、子供の頃に甘露煮のシロップを「喉に良いから」とスプーンで口に運ばれたことを思い出します。南仏で過ごした時も金柑の木がたくさんあって、懐かしく嬉しくなったものでした。フランス語で kumquat クュンクァ、現地で覚えた単語の一つです。



今年は近所の方からたくさん頂戴したので、小さい粒はジャムに、大きめのものは甘露煮にしました。下茹でしてから切れ目を入れて種を抜いて。それから砂糖を加えてじっくりと。金柑が煮える匂いで ル フゥ ドゥ イッセイ の香りを思い出しましたが、共感してくださるかたはいらっしゃるかしら。日本ではまったく売れなかったジャック=キャバリエの早すぎた傑作。



見栄え良くできた粒を選んで ラ コゼット パフュメ 香りのおしゃべり会で、皆さまにお出しして味見して頂きました。褒めていただけて嬉しかったです。



この週末は、その日の動画を編集中です。まだ寒さが続きます。皆さまもどうぞご自愛くださいね。

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