3月4日に東京シティ・バレエ団のトリプルビルを鑑賞しました。会場はティアラ江東。初めて行くところです。
お目当ては『ルール ブルー』という作品。 ※下の画像は東京シティ・バレエ団様HPよりお借りしました。
とても良かった。ゲランの漫画に登場するピエール=フランソワ=パスカル・ゲランが生きた時代の様なデザインのお衣裳を着たダンサー達が絵画の中から飛び出して、恋模様を含むストーリーを美しく展開します。
この日は朝から出掛けていたのですが、デコルテにつけた『ルール ブルー』の香りは夜もまだ胸元の奥に残っていて、香りを感じながらの鑑賞は至福でした。
これがつまり一滴の香水(量は比喩です)をつけていることの喜びよね、と感じた1日でした。よく香水の一滴は宝石に例えられますが、ネックレスのようにデコルテで私の肌に密着している香りを感じると、この香り立ちって賦香率の高いパルファン、という製品別の特徴であるだけでなくやや年老いて静かになったヴィンテージの香水であるが故の美徳だと感じます。「ほら、感じるでしょう?見て!」でなく「私も昔はもっと派手だったのですけどねぇ、あ、もうここにいるだけでいいんです、じっとしていますので仲良くしましょう」
みたいな感じ(香水の擬人化に走る癖あり😊)。
でも香水が好きな方にはわかってしまうのですよね。「今日は何?(ふだんと違う感ありまくり)」って聞かれます🤭
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