香りの専門誌、パルファム 2020-2021 冬号が届きました。表紙をめくってすぐの見開き、そして特集に オーセント / メナード が。グラースのローズとクラシカルなブーケノートに、アンブレッドシードオイルのまろやかさが心地よくて、一時期とても愛用していた香水です。南仏での滞在が長かった頃は、モンテカルロのメナードのサロンでエステも受けていました。サロンの前の坂道を降りて行く時の空気感まで思い出します。日本のブランドのサロン、というだけでもう心がほぐれたものです。
新作香水の情報が楽しみなのはもちろん、平田幸子編集長のコラムや、香水を紹介する文章のなかのちょっとした表現に教養やセンスを感じます。Books や、PARFUM Astrology のページも毎日を豊かに過ごすヒントがたくさん。WAKABAにいた頃は、香水をご購入されたお客様にお手渡ししていました。毎号、楽しみにされていた方のお顔を今でも思い出します。 今はネットメディアやSNS上に香水の情報が溢れていますね。一昨日あたりから音声SNSのClubhouseも日本で広がり始め、iPhoneにはトークルームのお誘いがひっきりなしに届きます。可処分所得ならぬ可処分時間の使い方が取り沙汰される昨今、可処分精神という言葉に触れて、また色々と思うところあり。上質な情報に触れて、心豊かに過ごしたいものです。 ラコゼの会員様には、パルファムを毎号お送りさせて頂いています。さっそく、「届いた『PARFUM』を読んで、ラッドスカイ / ヨザクラ オードトワレ を注文しました。気に入っています!」というメールを頂戴しました。
ラコゼも会員制にしてから、今年で5年目を迎えました。
今年は初の会員証が出来ました。お受け取りがまだの方は、事務局までご連絡くださいね。
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